在宅医療部

患者様がご自宅で、家族に囲まれた充実の毎日を、安心して送るために。在宅医療を支え、患者様の暮らしの質(QOL)を守ります。

患者様の暮らしの質(QOL)イメージ

在宅医療部は、センター調剤薬局 豊田厚生病院前店の2階に位置しています。ここに設置された無菌調剤室によって、高カロリー輸液や医療用麻薬の無菌調製など、高度な医療処置が必要となる在宅医療患者様にも、十分に対応する機能が備わっています。

現在は、終末期がん患者様や筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)に代表される難治性疾患の患者様などに幅広く対応し、地域でも有数の在宅医療実施薬局となっています。

在宅訪問の対応エリアは、豊田市、岡崎市、みよし市、東郷町、日進市を主として、状況によってその他の地域も対応可能となっております。

また学術面においては、学会発表や論文投稿などを積極的に行なうことで、在宅医療業務の質の維持、および向上に繋げています。


【在宅医療を支える一員として、ヤナセ薬局が提供するサービス】

ヤナセ薬局は在宅注入療法(Home infusion therapy : HIT)の導入から実施を、医療機関、訪問看護ステーションなどと連携してサポートします。


提供している主なサービス

◎提供している主なサービス
1:注入ポンプ・レンタル
在宅中心静脈、疼痛緩和療法用シリンジポンプを
レンタルし、24時間365日の継続サポートを実施

2:在宅注入療法・HIT対応業務
・薬剤の提供(高カロリー輸液、医療用麻薬の無菌調製)
・医療材料、衛生材料の提供
・居宅療養、訪問薬剤管理指導の実施

3:地域医療連携
医療機関、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所
との連携による情報の共有化

無菌調製、最新設備による調剤管理

クリーンルーム・クリーンベンチなどの最新設備と無菌的調剤管理。
高カロリー輸液剤の薬剤混合操作においては、その環境中の細菌叢がカテーテル感染症の原因になります。このために、中心静脈栄養法で使用される高カロリー輸液剤の調製は、無菌状態での作業が要求されます。

クリーンベンチ

クリーンベンチ

パスボックス エアーシャワー室

パスボックス(写真左)とエアーシャワー室

業績集、在宅医療部の論文、学会・研究会発表 等

業務の質の維持、および向上を狙って、また在宅医療部の毎日の積み重ねによる研究や成果が、当社だけの閉じたものとならないように、学会発表や論文投稿などを積極的に行なっております。その一部を一覧からご覧いただけます。

臨床データーの利用に関するお知らせ

◎株式会社ヤナセ薬局を利用されている患者さんへ(株式会社ヤナセ薬局 在宅医療部よりお知らせです)


 株式会社ヤナセ薬局では現在、薬局薬剤師による訪問薬剤管理指導業務が在宅医療に及ぼす効果について検討することを目的として、臨床研究の一環として皆様の診察時に得られる臨床検査値の測定値および処方歴などの診療情報を使用した研究を行っています。これらの研究は厚生労働省、及び文部科学省が示している「人を対象とする医学研究に関する倫理指針」に従って行われ、臨床研究倫理委員会の承認を受けることを条件としております。
 研究を行うにあたっては、個人情報の取り扱いに関して細心の注意を払い、研究以外の目的でこれらの情報を用いることはなく、患者さんの不利益となることはありません。また得られた結果は個人が特定できないような形で学会や論文などの手段によって使用させていただく予定です。
 このような研究は、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開することが必要とされております。研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。


[問い合わせ先]
〒470-0343 愛知県豊田市浄水町伊保原481-1 センター調剤薬局豊田厚生病院前店
株式会社ヤナセ薬局 在宅医療部
TEL 0565-46-9660  FAX 0565-46-9661


専門・認定薬剤師

当薬局は様々な分野の専門、認定薬剤師がその資格を活かして活躍しています。

  • 団体名:日本薬剤師研修センター
  • 名 称:認定実務実習指導薬剤師(7名)
  • 概 要:
    6年制薬学教育制度下の薬学生に対して、医療の現場における実務実習の際に指導に当たることのできる薬剤師です。当薬局は7名の薬剤師が各店舗において薬学性の実務実習を担当しています。
  • 団体名:日本薬剤師研修センター
  • 名 称:認定薬剤師(38名)
  • 概 要:
    研修認定薬剤師制度のもと、倫理や基礎薬学および医療薬学など、質の高い薬剤師業務を実践するために自己研鑽した成果(所定の単位数を取得)に対して認定された薬剤師です。
    本認定により、患者様からの信頼を高め、常に最善の薬学的ケアを行うことができる薬剤師であることを証明することができます。
  • 団体名:日本薬剤師研修センター
  • 名 称:漢方薬・生薬認定薬剤師(1名)
  • 概 要:
    漢方薬・生薬に関する専門的知識を修得し、能力と適性を備えた薬剤師です。
  • 団体名:日本アンチ・ドーピング機構
  • 名 称:公認スポーツファーマシスト(2名)
  • 概 要:
    競技者や指導者および学校教育現場における薬剤の使用に関する情報提供や啓発活動を行い、ドーピングを防止することを目的に活動する薬剤師です。認定者はスポーツに係る方の薬剤に関する様々な相談に対し、より的確に応じることができます。
  • 団体名:一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
  • 名 称:栄養サポートチーム専門療法士(3名)
  • 概 要:
    静脈栄養・経腸栄養を用いた臨床栄養学に関する優れた知識と技能を有しているものとして学会より認定を受けた薬剤師です。近年の在宅医療の拡がりにより、在宅に置いても入院中と同様の適切な栄養管理を継続する必要があります。そのような場面において当資格保持者は、行われている栄養療法の安全性や有効性を適切に評価し実践していくことを念頭に積極的な活動を行っています。
  • 団体名:一般社団法人 日本緩和医療薬学会
  • 名 称:緩和薬物療法認定薬剤師(1名)
  • 概 要:
    緩和薬物療法に貢献できる知識・技能・態度を有するものとして学会より認定を受けた薬剤師です。緩和薬物療法は在宅緩和ケアの拡がりにより、その提供や支援が益々求められています。認定者は外来服薬指導や在宅訪問薬剤管理の場面においてその能力を積極的に活用し、患者様やその家族および他医療スタッフから高い信頼を得ています。
  • 団体名:一般社団法人 日本医療薬学会
  • 名 称:認定薬剤師(2名)
  • 概 要:
    医療薬学分野における実務経験に基づいた一定水準以上の知識・技能を兼ね備え、さらに学術活動・研究活動の実績を有する者として学会より認定を受けた薬剤師です。本認定により、薬の専門家として広範にわたる知識と錬磨された技能を備えた薬剤師であることを証明することができます。
  • 団体名:一般社団法人 日本医療薬学会
  • 名 称:指導薬剤師(2名)
  • 概 要:
    日本医療薬学会の認定薬剤師のうち、顕著な実務経験と数多くの学術活動・学会活動の実績を有し、認定薬剤師を養成するための指導に当たる薬剤師として学会が審査の上、委嘱した薬剤師です。
  • 団体名:一般社団法人 日本医療薬学会
  • 名 称:薬物療法指導薬剤師(1名)
  • 概 要:
    学会が認定する薬物療法専門薬剤師制度において、薬物療法専門薬剤師としての経験に基づく高度な知識および技術を有し、他の薬剤師に対する指導的役割を果たすとともに、研究活動についても自ら推進することができる能力を有すると認められた薬剤師です。
  • 団体名:一般社団法人 日本腎臓病薬物療法学会
  • 名 称:腎臓病薬物療法認定薬剤師(1名)
  • 概 要:
    透析・腎移植を含めた慢性腎臓病(CKD)診療などの幅広い腎臓に関わる薬物適正使用の実践できる一定水準以上の知識・技能を兼ね備え,腎臓病・透析・CKDなどの専門性を生かした学術活動・研究活動の実績を有する薬剤師です。
  • 団体名:一般社団法人 日本腎臓学会
  • 名 称:腎臓病療養指導士(1名)
  • 概 要:
    慢性腎臓病(CKD)とその療養指導全般に関する標準的かつ正しい知識を持ち、保存期CKD患者に対し腎臓専門医や慢性腎臓病に関わる医療チームの他のスタッフと連携をとりながら、CKDの進行抑制と合併症予防を目指した包括的な療養生活と自己管理法の指導を行い、かつ、腎代替治療への円滑な橋渡しを行うことのできる医療従事者です。
  • 団体名:公益社団法人 日本化学療法学会
  • 名 称:抗菌化学療法認定薬剤師(1名)
  • 概 要:
    薬物血中濃度モニタリング(TDM)のデータをもとに、抗菌薬の投与設計の助言や、感染症の種類や病態に応じて抗菌薬の選択・使用法を提言できる能力を有する薬剤師です。
  • ドラック事業部
  • 調剤事業部
  • 在宅医療部
  • リクルート
  • ヘルスバンク 健康ガイド
  • 店舗(拠点)のご案内
  • 薬剤師研修施設
  • マイナビ2019